タブ変換というよりは、インデントの整形ツールです。タブのスペースへの変換、タブへの再変換というプロセスを通して、タブ幅とインデント幅の矛盾を解決します。
Unixにおいては伝統的にタブ幅は8ですが、インデント自体は2や4の幅で行われることが多いようです。一方でMacやWindowsではタブ幅とインデント幅を揃えるために、タブ幅自体が2や4でファイルが編集されることが多いようです。そのため一方で作られたファイルをもう一方で見ると、前提となるタブ幅の違いからインデントが乱れて見えてしまいます。
TabConverterは簡単なドラッグ&ドロップ操作で、タブ幅8で編集されたファイルをタブ幅4の環境できれいに見えるようにタブの解釈を変換、さらにそれをまた逆に戻せる機能を提供します。プラットフォームをまたいで活躍するプログラマにお勧めできるソフトウェアです。
また、この機能をmiのツールとして利用できるスクリプトも用意してあります。ファイル全体に行うものと選択部分にのみ行うものの2つがありますが、それぞれ独立なので、片方だけのインストールでも問題ありません。