かなりどうでもいいことなんだけど、たいてい新しいバージョンを出すときに、変更点として「いくつかのバグを修正」とか書いてるんだけど、実はこれ、読書感想文の字数稼ぎとか誰でもやったことがあるであろうあれで、実際にはあんまり修正とかしてない。いや、バグがないって言ってるわけじゃなくってね、修正をしてないの(笑)。
まぁ、バージョンが進むときに多少のコードの変更はあるにはあるんだけど、全てが簡単に説明できるようなものではなく(特に内部的、技術的内容である場合)、でも何の変更もないのに新しいバージョンを付けるのもなんか気が引けるので、「そうだ、バグを直したことにしよう」と。結構そういう開発者も多いんではないかな。
バージョンの付け方とかもほんといい加減だしね。というよりも手元にあるソフトに対して「これがバージョン3だ!」と私が言ってしまえば、特に何も変更がないように見えてもそれはもうバージョン3なわけで、他人の評価が潜り込む余地があまりない。よくよく考えてここまでの傲慢がまかり通る業界も他にないような・・・。
そういう意味で、ソフトウェアというのは技術というよりも、倫理のたまものかもしれませんな・・・。