pkgsrcの管理下でmuttを日本語化する方法を紹介します。ちなみに対象とするmuttのバージョンは、現時点でpkgsrc内でmutt-develとして利用できる最新版の1.5.11になります。
pkgsrcには外部のパッチをダウンロードして自動で当ててくれる機能があるので、Makefileにパッチの場所と当て方を書いて、distinfoにパッチのチェックサムを追加するだけで作業は終わり。あとは当てたパッチとpkgsrcが独自に持っているパッチとが干渉する場合に、それを回避するためにちょっとパッチをいじる必要がある。
それでパッチを当てたものにcvs diffをしたのがこれ。このパッチを当てたあとに普通にmake installすれば日本語版muttがインストールされる。新機能系はともかくバグ解消系の修正は重宝するので、いろいろ困っている人はぜひ。個人的にはcjk_widthがツボだった。
日本語版パッチ配布場所は、Mutt Japanese Editionです。作者に感謝。
あと、UTF-8環境で使いたい人は、昔の記事もどうぞ。