iMac DV Special Edition (Slot Loading)のNetBSD上でX Window Systemを動かすときのノート。
写真は実際に動かしている様子。ほとんど何もインストールしていないので、とりあえずWindowMakerでxtermを2つ立ち上げ、がりがりインストールしているところ。

なぜか手なりで進めていっても、xf86MapVidMemというエラーに阻まれなかなかXが起動しない。結局これを解決するにはソースをいじるしかないらしい。
NetBSD 3.0のソースツリーで言うと、/usr/xsrc/xfree/xc/programs/Xserver/hw/xfree86/os-support/bsd/ppc_video.cというファイルの中に、xf86MapVidMemを致命的エラーとして出力するコードがある。で、これをまぁ・・・、消す(笑)。そうしたらもうエラー自体は出なくなるはずなので、全体をコンパイルし直してインストールすればOK。
XF86Configファイルの作成方法としては、とりあえずX -configure
コマンドを実行。これだけだとMonitorセクションが埋まらないので、ここだけ書き換えておく(Fedora Coreからパクってきたものだけど)。
Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
VendorName "Monitor Vendor"
ModelName "iMac"
DisplaySize 270 200
HorizSync 60.0 - 60.0
VertRefresh 75.0 - 117.0
Option "dpms"
EndSection
Screenセクションも少し直しておいた方がいいのかもしれない(よくわからん)。
Section "Screen"
[...]
DefaultDepth 16
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 16
Modes "1024x768"
EndSubSection
EndSection
あとはこれを/etc/X11/XF86Configとして保存してstartxすれば、めでたくX Window Systemが立ち上がる。てかNetBSD/macppcは情報量が少なすぎだ。。